読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Qの箱庭

ショートストーリー仕立ての毎日

ケーキの上を歩く

おなかがすいたので、晩ご飯のおかずを買いに出かけた。


おなかがすいていたので、夕暮れの紫がかった雲とソーダみたいに薄い空のコントラストを見て、こないだサーティワンのチラシで似たような色合いのアイスを見たような気がする、と思った。
もしかしたら世界はぜんぶ食べ物でできてるのかなあ。空腹にまかせてそういう想像をしてみるのも面白いかな、と思ったので好き勝手に想像していた。


あの茶色いビルにところどころ四角い窓が開いてる感じ、カロリーメイトのチョコレート味っぽいな。
あのきれいに等間隔で階が積み重なってるマンション、ウエハースっぽい。
マンションの屋上からは少し黒っぽい色をした雲が細く流れていて、わたあめというよりは煙っぽかったので、神様が見えないところで空を鉄板代わりにして焼肉でもしたのかもしれない。
じゃあ地面はなにかなぁ…あ、あそこに突き刺さってるドライバー用の店の看板、白いしてっぺんの文字書いてる部分ピカピカ光ってるし、バースデーキャンドルみたいだなあ。
ということは地面はアスファルト色の創作ケーキ…おいしくなさそう…


とか考えているうちにスーパーに着いてしまったので、野菜売り場の野菜を見ながら「これ建物の土台に使えるかなあ」と考えるなどしてしまいました。

ちょっとあたままわってないのでごはんたべてきます。


---
9/25 感情→風景のスケッチ