Qの箱庭

ショートストーリー仕立ての毎日

入院日記9日目+その後

11/13(水)

(この日は半日しか入院してなかったので時間がなくて日記を書いていないので、記憶を頼りに書く。)

昨日退院時間を午前にするか午後にするか聞かれて午後にしますと答えていたので、午後(昼食後)に退院になっていた。そのときはまだメンタルが崩れていないのでそう答えたのだけど、今思えば午前中に退院にしてしまえば良かったと思う。会計の後に計算したら食事も1食480円くらいしたみたいだし…だったら外で食べた方が良かったかも。今更言っても遅いのだけど。

起床、朝食の後は10時まで帰宅準備。10時から最後の運動タイム。心拍数134で30分、無事ペダルをこぎ続けられたのでボスを倒したかのような達成感があった。これで入院生活に悔いはない…!(あれ、入院の目的って何だったっけ)

昼食前に事務員さんがやって来て、お会計の紙を渡される。限度額適用認定証を事前に渡し損ねていたのでかなり高い金額に。渡して再計算してもらったら3万円安くなった。紙1枚の効果が大きい。この紙一枚で新型じゃない方のSwitchが買える(この例えどれだけ得なのかわかりづらい)。
昼食を食べて(事前に選択して食べたい方のメニューを選んだのだけど美味しくなくてちょっとショックだった)、迎えが来る13時まで早く帰りたいと思いながら待機し、母が来たので病院を後に。

病院の先生も看護師さん達も、特に誰も別れの挨拶をしてはくれなかったのがあっさりすぎてびっくりした。ナースステーションに立ち寄って挨拶はしたので、退院することは把握してくれたみたいだけど、え、こんなもんなの、寂しい、とちょっとだけ思った。

家に着いて荷物を降ろし、入院の費用明細を眺めてから(明細を見るのが割と好き。どこにどれくらいの費用が使われているのかからいろんなことを想像する)、シャワーを浴びて少し寝て、目が覚めたら15時過ぎだったけど姉が早めに帰宅していた。

実は今日は姉の誕生日で、退院後家に帰るまでにケーキ屋さんに寄ってケーキを買っていた。それから夕食前にはケンタッキーにも行って、チキンも買った。
病院食の後の、いきなりの豪華な食事。豪華すぎて目が回りそう。味が濃い。美味しい。高いケーキ食べた。幸せ…。でもせっかく入院で3kg痩せたのに一瞬でリバウンドしそう。

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きゅーいんがむ🐥🐾 on Twitter: "退院したのでおいしいものを食べました。(姉の誕生日なので今日だけカロリーオーバー許してほしい)… "

あとは覚えてない。とりあえず、まずは現実の生活に戻らないと、と思ったのだけは何となく覚えている。

 

入院その後(箇条書き)

 

  • 入院期間+シフトの関係で早朝にやっていた仕事を11日休んだので仕事に戻れるか超不安だったけどなんとか戻れた(けど、数日は感覚が戻らなかったしミスもした…)。
  • 数日は毎日ふわふわ浮いている感じで、疲労もあってなかなか生活に戻れなかった。
  • 退院後、環境の変化のせいか急にこれまでイライラしなかった人の言動にイライラするようになって戸惑った。でも、怒りという感情は快・不快のセンサーでもあるし、自分の価値観の指標でもあるので、一時的にしっかり自分をリセットしたことによって壊れていたセンサーが働くようになった結果なのかなと思ってる。なのでイライラすること自体は疲れるんだけどどちらかというと良い変化のような気がする。
  • 尊敬する人とお話する機会があったり、初対面の人と立て続けに会うようなイベントがあり、これまで関わりのなかった人達と関わり、話す出来事が続いた。これ自体は特に入院の有無には関係ないんだけど、丁度入院後からこのイベントが始まったので、何かの転機というか、新しい試みができる期間に入ったのかもしれない。
  • 入院中はギリギリ耐えていた歯がついに痛むようになり、夜眠れないほどになったので歯医者に通うようになった。持病に続き歯と、向き合わなければいけなかったけどこれまで向き合えてなかった体の異常に向き合うタイミングが立て続けにきたので、やっぱり今年は自分の体調と向き合う年だったのだなと思った。
  • 血液検査の結果は結局入院中には出なくて、その1ヶ月後の通院でわかった。自分から少量のインスリンは出てるっぽいので1型ではなく2型だけど、インスリンが出にくい体質であることもわかっているので単純な2型でもないらしい。昨年も似たようなことを言われていて今回は確認のためにより精密な検査を、ということでもう一度確かめたんだけど、結局結果は同じで、中途半端に面倒くさい病状・体質っぽい。なんだかなあ。